書籍を探す

カテゴリ
キーワード

ホーム > 単行本・PCソフト > 刑法 > 実践的刑事事実認定と情況証拠〔第4版〕

実践的刑事事実認定と情況証拠〔第4版〕

 【本書の内容】

 元裁判官が,事件の真相究明に不可欠な「刑事事実認定」と「情況証拠」について裁判例を踏まえて追究。『刑事事実認定重要判決50選』の総論的役割をも果たすこととなった第4版。

 【本書のポイント】

●元東京高裁判事による刑事事実認定の指南書!

 筆者の長年の経験と研究に基づき,刑事裁判における事実認定の構造・思考等の“総論”について,判例や具体例を挙げて分かりやすく解説。刑事事実認定を根本から理解できる!

●「情況証拠」に着目した実践的解説!

 「情況証拠の観点から適切な事実認定に寄与すること」を目指し,情況証拠に対する論理則・経験則の適切な適用方法について解説。捜査担当者,法学研究者,司法修習生,法科大学院生等に,最適の一冊。

●各論としての『刑事事実認定重要判決50選』をより深く理解できる!

 刑事事実認定の総論的役割を担う本書と,各論的役割を担う『刑事事実認定重要判決50選』 上・下巻〔第3版〕を合わせて読むことにより,さらに理解が深まる。

  • 楽天で購入
  • amazonで購入
  • hontoで購入
著者
:弁護士・元学習院大学教授・元東京高等裁判所部総括判事 植村立郎 著
定価
:¥3,740 (本体 :¥3,400)
ポイント
:34 P
発売日
:2020年09月
ISBN
:978-4-8037-4351-7
Cコード
:C3032
判型
:A5 並製
ページ数
:480
雑誌・書籍についてのご意見・ご要望

書籍についてのご意見・ご要望は専用フォームよりお寄せください。

目次

第1章 刑事事実認定概観

第1 は じ め に

第2 刑事事実認定概観
1 事実認定の普遍性(一般性)・日常性
2 刑事事実認定における特殊性
3 普遍性(一般性)・日常性と特殊性の総合が肝要

第3 法曹三者が行う事実認定
1 概 説
2 捜査官における事実認定
3 弁護人における事実認定
4 裁判官・裁判体が行う事実認定

第4 刑事事実認定構造の変容
1 刑事事実認定の主体等
2 判断対象の変容


第2章 刑事裁判における事実認定

第1 事実認定の構造
1 刑訴法317条の「事実の認定は,証拠による。」の事実認定に おける意義
2 事実認定の構造

第2 争点の整理,明確化,刑事における要件事実的 発想等
1 判決の事実認定における理想形の実現方法
2 公判前整理手続を経ない事件
3 公判前整理手続を経た事件
4 具体的な検討

第3 証拠調べの適正化
1 証拠調べの適正化の位置付け
2 公判前整理手続を経た事件における特有の留意点
3 補 足

第4 判決における事実認定は,それまでの審理の総決算
1 判決書の完成度には判決段階以前の訴訟の在り方が重要
2 判決における事実認定の諸過程

第5 心証形成過程
1 概 説
2 分析的心証形成と総合的心証形成
3 判決書の作成
4 事実認定にも幅があること

第6 心証形成の方法
1 縦方向の心証の積上げ方式
2 横方向の心証の積上げ方式
3 個々の証拠の信用性の評価
4 論理則,経験則,洞察力の活用

第7 確 認 過 程
1 確認過程の内容と実施時期
2 立 証 趣 旨
3 点検作業の結果とその後の手続
4 ま と め

第8 判決書作成過程
1 判決書作成過程も事実認定過程に含まれること
2 判決書作成方法


第3章 刑事事実認定における要件事実的思考について

第1 刑事事実認定における要件事実的思考の意義と必要性について
1 刑事事実認定が要件事実的に開かれていることについて
2 事実認定における要件事実的思考の意義と必要性について

第2 要件事実的思考の意義等について
1 要件事実的思考の意義について
2 要件事実的思考の発現形態について

第3 要件事実的思考の実務的なメリット
1 刑事事実認定における分析の視点を提供すること
2 釈明,争点整理の手掛かりとなること
3 証拠調べの効率化と要件事実的思考
4 事実認定過程及び判決における事実認定に関する説明の 各適正化と要件事実的思考
5 量刑理由の説示の適正化と要件事実的思考


第4章 情況証拠と事実認定(総論)

第1 は じ め に
1 情況証拠に関する学説等
2 検討の視点

第2 情況証拠の意義等
1 情況証拠の意義
2 情況証拠の存在形態
3 情況証拠の分類

第3 情況証拠と証拠能力
1 間接証拠,間接事実の場合
2 補助証拠,補助事実の場合

第4 情況証拠による事実認定
1 情況証拠による事実認定の分類
2 直接証拠がある上記①②の場合と情況証拠

第5 直接証拠型や本来情況証拠型が混在し得る 上記③の場合
1 直接証拠型による事実認定
2 本来情況証拠型による事実認定   
3 推 定
4 同種前科・類似事実による立証
5 経 験 則
6 総 合 認 定
7 不特定的認定(概論)


第5章 情況証拠と事実認定(各論)

第1 個別の事項に関する事実認定と情況証拠(概説)

第2 殺人,傷害・暴行の故意
1 殺意,傷害・暴行の故意の認定(概説)
2 創傷に関する情況証拠
3 凶器に関する情況証拠
4 犯行の態様
5 動 機
6 救命措置の有無と殺意

第3 目的,常習性等
1 概 説
2 薬物事犯における営利の目的等
3 贓物犯(盗品譲受け等犯)における知情
4 賄 賂 性 等
5 反抗を抑圧されたこと等
6 常 習 性

第4 共 謀
1 共謀の認定において,主に問題とされる事項
2 共謀の認定・小論

第5 薬物事犯における法定の除外事由の不存在

判例索引

ページトップへ

  • アプリ紹介