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刑事手続法の論点

【本書の内容】

 比較的最近の裁判例を素材として,今後,立法的な解決が求められる問題を始めとする,現在,実務において解決を求められている問題を取り上げ,検討を行い,解決の方向性を示す。


【本書のポイント】

●実務における最新の問題に答える!

 GPS捜査、サイバー犯罪捜査、録音・録画記録媒体の証拠利用といった、現在の実務において解決を求められている“旬”の問題を取り上げ、最近の判例や学説の紹介を交えながら、立法論も含めて、問題解決の方向性を示す。

●警察学論集の好評連載に、補充解説&書き下ろしを加えて単行本化!

 警察学論集連載「刑事手続法の論点⑴~⑽」をベースに、連載後の情勢変化に伴う加筆・修正等を行ったほか、新たなテーマを挙げて書き下ろした、価値ある一冊!

●『判例講座』シリーズ2冊と合わせて更なる理解の深化へ!

 本書と合わせて『判例講座刑事訴訟法〔捜査・証拠篇〕』『同〔公訴提起・公判・裁判篇〕』を精読することで、刑事手続に対する理解が更に深まる。

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著者
:川出敏裕/東京大学大学院法学政治学研究科教授
定価
:¥2,376 (本体 :¥2,200)
ポイント
:22 P
発売日
:2019年08月
ISBN
:978-4-8037-2492-9
Cコード
:C3032
判型
:A5 並製
ページ数
:248
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目次

はしがき

凡 例


第1講 GPS捜査

Ⅰ 問題の所在

Ⅱ アメリカにおける議論

 1 適法性判断の枠組み
 2 ジョーンズ判決以前の関連判例
 3 ジョーンズ判決

Ⅲ わが国における展開

 1 下級審裁判例の展開
 2 GPS捜査をめぐる法的問題点

Ⅳ 最高裁大法廷判決

 1 最高裁判決に至る経緯
 2 最高裁の判断
 3 強制処分該当性
 4 強制処分の形式
 5 本判決の射程

Ⅴ 立法の在り方

 1 平成29年判決を前提とした立法の内容
 2 新たな立法提案

第2講 偽計を用いた証拠収集

Ⅰ 問題の所在―最近の裁判例

Ⅱ 尿の採取

Ⅲ 足跡痕の取得

Ⅳ 捜査手法としての適法性

 1 強制処分該当性
 2 任意捜査としての適法性


第3講 採尿のための留め置き

Ⅰ 問題の所在

Ⅱ 最高裁平成6年決定

Ⅲ その後の下級審裁判例

Ⅳ 二分論の意義と当否

Ⅴ 立法の要否


第4講 おとり捜査

Ⅰ おとり捜査の規律――最高裁平成16年決定

Ⅱ 平成16年決定以後の裁判例

 1 おとり捜査が適法とされた事案
 2 おとり捜査等が違法とされた事案


第5講 サイバー犯罪の捜査

Ⅰ はじめに

Ⅱ 平成23年刑訴法改正

 1 改正の背景
 2 改正の内容

Ⅲ その後の展開

 1 リモートアクセスの限界
 2 記録媒体の差押え後のリモートアクセス
 3 国外にあるサーバへのアクセス


第6講 接見の際の電子機器の使用

Ⅰ 問題の所在

Ⅱ 接見内容の記録化

 1 備忘のためのメモとり
 2 接見内容の録音

Ⅲ 接見における証拠の提示

 1 問題の所在
 2 裁判例の状況――ビデオテープの再生
 3 実務の運用――映像記録の再生
 4 証拠の提示のための電子機器の使用

Ⅳ 接見の際の撮影

 1 裁判例の展開
 2 接見の概念
 3 規律等侵害行為の該当性

Ⅴ 接見室からの通信


第7講 被告人の訴訟能力

Ⅰ 訴訟能力の意義

 1 最高裁平成7年決定
 2 訴訟能力の概念

Ⅱ 訴訟能力の判断基準

 1 判例の展開
 2 訴訟能力の判断基準
 3 訴訟運営への影響

Ⅲ 訴訟能力の回復の見込みがない場合の処理

 1 判例の展開
 2 裁判所による手続打切りの可否


第8講 刑事手続における証人の保護

Ⅰ 問題の所在

Ⅱ 加害行為等の防止

 1 従来の規定
 2 証人に関する情報の保護

Ⅲ 証言に伴う負担の軽減

 1 問題の所在
 2 証人への付添い
 3 公開停止
 4 公判期日外における証人尋問
 5 被告人の退廷措置
 6 遮へい措置・ビデオリンク方式による証人尋問
 7 供述の繰り返しの回避

Ⅳ 刑事手続外での証人の安全の保護


第9講 取調べの録音・録画記録媒体の証拠としての利用

Ⅰ はじめに

Ⅱ 裁判例の展開

 1 東京高裁平成28年判決
 2 東京高裁平成30年判決

Ⅲ 実質証拠としての利用

 1 議論の経緯
 2 証拠能力否定論
 3 実質証拠としての取調べの必要性

Ⅳ 信用性の補助証拠としての利用


第10講 量刑と余罪

Ⅰ 問題の所在

Ⅱ 判例の内容

 1 最高裁 昭和41年判決
 2 最高裁 昭和42年判決
 3 実質処罰型と情状推知型の区別の判断要素

Ⅲ 裁判例の展開

Ⅳ 実質処罰型と情状推知型の区別基準


事項索引
判例索引

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